【投資の心理学】不眠をサクッと解消する心理学3選
こんにちは、Mocoです。
株価を気にしたり、他に気になることがあると、なかなか寝つけなかったり、
ついつい夜中に目が覚めてしまったことはありませんか?
「眠ることが大事」ということは、誰でもわかっているけれど、眠ろうと思っても眠れないこともありますよね。
むしろ一生懸命眠ろうとすればするほど、かえって心理的に眠りづらくなるものなのです。
そんなときに、「眠れないときにスグに効く心理学の方法3選」を紹介します。
不眠解消の心理学1「モノトナス」で不眠を解消する
みなさんは、「モノトナス」という言葉を知っていますか?
これは、脳の「単調な状態」ことです。
要するに、「退屈」を感じるくらい、刺激がない状態です。
脳は刺激されると、いつまでたっても深い眠りに入るスタンバイ状態になりません。
眠れないからといって、スマートフォンをいじったり、ゲームをしたり、面白いテレビ番組を見たりすると、余計に眠れなくなったり、眠れたとしても睡眠の質が悪くなってしまうのです。
そのため、逆につまらない本を読んでみたり、ぼーっと絵を眺めたり、ストレッチやヨガをゆったりやってみたりすると、脳を「モノトナス」の状態に持っていけるため、
自然に睡眠力が高まり、眠気が起きます。
一度眠気を感じたら、スグに眠ることが大切です。
なぜなら、眠気はピークを過ぎてしまうと、もう一度眠気が出てくるまでに、かなりの時間がかかるからです。
眠気は夕日のように、あっという間に沈んでしまいます。
沈む前にしっかりとチャンスを逃さずに眠ってしまいましょう。
不眠解消の心理学2 朝日で「体内時計」を徹底コントロールする。
私たちの細胞一つ一つには、体内時計の遺伝子が備わっています。
その体内時計を一括してコントロールしている司令塔が、脳の奥深くにあるSCN(視交叉上核)です。
SCNのスイッチを入れて体内時計をキッチリ整える方法は、目が覚めたらスグに「朝日を浴びること」です。
「でも空が曇ってたら、意味ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、
たとえどんなに曇っていても、体内時計を整えるための十分な量の光がふり注いでいますから、大丈夫です。
「寒かったら、窓開けたくないなあ」と思っても大丈夫です。
窓から1m以内だったら十分な量の光が届きます。
私は毎朝、窓ぎわで一度外を眺めた後、スマホで天気やニュースをチェックすることを習慣づけています。
こうしたことで、体内時計をキチッと合わせて、スッキリ目覚めることができますし、夜も自然に強烈に眠気を感じやすくなりました。
メラトニンという睡眠ホルモンが、朝日を浴びてから14-16時間後に出るので、夜は自然に眠くなるんです。
コロナの影響で、もしあなたが一日ずっと外に出ずにいると、体内時計は徐々にずれて行ってしまいます。
というのも、体内時計は、人によって個人差があるからです。
「どういうこと?24時間じゃないの?」
人によって、23時間の人もいれば。25時間の人もいるそうなんです。
だから、毎朝起きたらすぐに、カーテンを開けて、窓際で光を浴びることが睡眠力を高める最高のルーティンなんですね。
不眠解消の心理学3 お風呂で「深部体温」を完全にコントロールする
結論からお伝えすると、
「眠る90分前までには、40度のぬるま湯で15分間お風呂につかること」です。
人間は、体内の体温(深部体温)が下がることで、眠たくなることがわかっています。
そこで、それほど熱くないお風呂に入ることで、カラダの奥深くがじっくり温まります。
お風呂で一度温まった後は逆にカラダの温度が下がり始めることで
急激に眠くなるのです。
以上、今回は、不眠を解消する心理学の解決法を3つ紹介しました。
睡眠は、「眠ろうと思えば思うほど、眠れなくなる」というトラップにはまりがちになります。
ポイントは、今回は眠れるようになるための「下準備」をするということです。
投資によって不眠症になり、健康まで失ってしまうと元も子もありません。
また、不眠になることで、認知機能が低下し、冷静な投資判断もできません。
慢性的な不眠症になってしまう前に、「株価が気になってちょっと眠れないなあ」と感じたら、すぐに不眠の心理学を試してみてはいかがでしょうか。