コロナ暴落が恐怖!冷静に投資を続けるための心理学
イライラ・不安を解消し、冷静さを取り戻すたった一つの心理学
こんにちは、Mocoです。
コロナウイルスの株価暴落で、こんなことありませんか?
- 株価が気になって、夜あまり眠れない。
- 積立投資(ドルコスト平均法)や株主優待のため持株を続けるはずだったけど、怖くて売却してしまった。
- 売買を後悔して落ち込んだり、イライラする。
- 気持ちが揺らいで、仕事や家事に影響が出ている。
私もそんな一人でした。
けれども、心理士の夫から教えてもらった、今すぐできる速効の心理学スキル
を試しに1週間練習してみました。すると・・・
- 夜もぐっすり眠れるようになりました!
- 計画的な投資を冷静に続けられるようになって、毎月の積立投資も再開!
- イライラしたり、気持ちがすぐに切り替えられるようになって、人間関係もスムーズになりました。
それが、私が救われた心理学スキル「リラクセーション呼吸法」です。
鼻から息を3秒吸って、口からながーく6秒はく
たったこれだけです。
まだ読まれていない方は、まずチェックしてみてください↓
今回は、簡単で効果的過ぎる心理学スキル「リラクセーション呼吸法」の効果を最大化するたった2つのポイントと究極のステップをシェアします。
ポイント1:息をゆっくり、ながーくはく。
突然ですが、気持ちを落ち着かせるためには、深呼吸するといいって聞いたことありませんか?
実はそれ、「半分」間違っています。
「え?どういうこと?」と思ったあなた、その理由をお話しします。
実は、人間は少し昔までは、全然安全に暮らせませんでした。
恐ろしいトラなどが人をおそって、食べられてしまうこともあったんです。
そんな時は、息を大きくすい込んで、肺にたくさんの酸素を取りこんで、
「戦闘モード」になり、戦うか逃げるかしなければなりません。
心理学では、これを「Fight or Flight Response」と呼びます。
つまり、深呼吸で息をすいこむとき、逆に「戦闘モード」に切りかえてしまい、
興奮し、冷静さを失ってしまうリスクがあるのです。
「戦闘モード」になると、不安やイライラにふりまわされ、
冷静さを失い、衝動的な行動をとりやすくなってしまいます。
ですから、投資で無計画な行動に走りやすくなり、眠れなくなり、
職場や家庭ではイライラしやすくなってしまいます。
「じゃあ、一体どうすればいいの!?」と思ったあなた。大丈夫。
単純に、真逆のことをすればよいのです。
「ゆっくりと、息を長くはく」だけです。
そうすれば「リラックスモード」になり、感情が安定し、冷静に行動しやすくなります。
2:その場を離れて、いつも決まった場所でやる
イワン・パブロフという科学者を知っていますか?
彼は、あるとき奇妙な実験をしました。
実験室で、犬にベルを鳴らしながら、エサを見せることを、ひたすらくりかえすと
その後に、不思議なことが起こりました。
ベルを聞くことがスイッチになり、
犬はダラーンとよだれを出すようになったのです。
つまり、
Before:【ベル】⇒【エサ】⇒【よだれ】
Afeter: 【ベル】 ⇒ 【よだれ】
簡単にまとめると、全く関係のないことが何かのスイッチとなってしまうのです。
心理学の世界では「条件づけ」と呼ばれます。
(※正確にはClassical Conditioningですが)
「条件づけ」は、生存本能に関わる強力な心理作用で、
しかも本人が気づかないうちに、無意識に起きるため、
人間をコントロールするとてつもない強力な心理作用があります。
例えば、私の友人の一人には、
「コーヒーを飲まないと、眠れない」
という妙な習慣のある友人がいます。
普通は、コーヒーを飲むと目がさえてしまい、眠れなくなります。
コーヒーには、「カフェイン」が中に入っていて、「戦闘モード」に切りかわってしまうからです。
しかし、その友人はあるとき、緑茶を普段ねる時間に飲んでしまいました。
その後、彼女のカラダには眠りのホルモン(メラトニン)が出たため、
すぐ眠たくなってしまったのです。
その結果、緑茶を飲むことが眠りのスイッチとなってしまったのです。
つまり、
Before:【緑茶】⇒【メラトニン】⇒【眠気】
Afeter: 【緑茶】 ⇒ 【眠気】
最悪なことに、この友人はいつも「眠れてる気がしない」と悩んでいました。
カフェインの眠りを邪魔する作用は、緑茶を飲んだ後、3〜4時間は続くので、眠りの質がものすごく悪くなってしまったのです。
ここまで聞くと恐ろしい話ですが、 逆転の発想でこの「条件づけ」を利用しない手はありません。
【究極の効果が得られる!たった2つのステップ】
ステップ1 職場や家の中で「リラックス・スペース」を決める。
ステップ2 緊張していないときに「リラクセーション呼吸法」を1日数回練習する。
練習前:【リラックス・スペース】⇒【リラクセーション呼吸法】⇒【リラックス・冷静】
練習をくりかえすと、リラックス・スペースに入るだけで、嘘のように気持ちが落ち着き、自動的に冷静になります。
練習後: 【リラックス・スペース】 ⇒【リラックス・冷静】
もちろん、リラクセーション呼吸法自体も効果が抜群なのですが、
条件づけを利用することで、効果がMAXになります。
イライラしたり、不安になって「戦闘モード」の時には、
席を離れてリラックス・スペースに移動するだけでよいのです。
私はいつも、職場ではトイレ、家ではベッドが「究極のリラックススペース」です。
1週間、1日3回、3分間練習しただけで、すぐに気持ちが落ち着き、冷静に行動できるようになりました。
あなただけの「リラックススペース」を決めて練習すれば、わずかな時間で「戦闘モード」から「リラックスモード」へ切り替えて、冷静になれるでしょう。
以上、簡単で効果的過ぎる心理学スキル「リラクセーション呼吸法」の効果を最大化するたった2つのポイントと究極のステップでした。
みなさんの生活に少しでもお役に立てれば良いなと思います。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。