現役心理学者のスキルシェア

今日から速攻実践できる「投資」「健康」「教育」の心理学をシェアするブログです。2020年のコロナウイルスによる暴落でパニックになったが、アメリカの大学院で心理学を研究していた心理士の夫から救われた女子。

なぜ「最も浅い眠り」が心の傷を癒やすのか?投資の心理学

心が折れそうな時は「レム睡眠」が究極の薬になる!

Russian Blue cat sleeping on whit textile

こんにちは、Mocoです。

2月中旬から、株価の推移はジェットコースターのようですが、

あなたもこんな経験ありませんか?

  • 夜も株価が気になって、よく眠れた気がしない。
  • 昼間は頭がボーッとして、集中できない。
  • しょっちゅうあくびが出る。
  • 普段しないケアレスミスが増えている。

私はこんな感じになってしまい、

仕事にも家庭にも支障が出て、大変でした。

 

株価が暴落して、もし目玉が飛び出るくらい資産が減ってしまった場合、

あなたは心理的に、大きなストレスを受けています。

 

Annual Review of Clinical Psychologyに掲載された2014年の心理学研究※3によると、

大きなストレスを受けた時には、深い眠りだけではなく、

「浅い眠り」が究極の回復につながると報告されています。

 

睡眠レベルがとても浅い時、目玉がキョロキョロとまぶたの下で動いています。

これは「レム睡眠」と呼ばれ、はっきりと夢を見ていることが知られていますが、

それだけでなく、なんとレム睡眠は「強いストレスで脳にダメージを受けた時に、

心の傷を癒やす効果がある」という理論がこの研究で解説されています。

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レム睡眠は、眠ってからすぐに現れません。

(個人差はありますが)約90分間隔で徐々に長く現れます。

つまり、レム睡眠が十分確保できるよう6時間以上は眠ることがオススメです。

※なお、最適な睡眠時間には個人差があります。「昼間の眠気があるか」が十分眠っているかを判断する目安になります。 

 

以上、本日は暴落時には、投資するにしても、仕事するしても、

とにかく睡眠を6時間以上とることが大事!ということを心理学研究などをもとに解説しました。

 

「睡眠が大事ってわかってても、気になって眠れないよー!」というあなた!

以前に徹底解説した驚くほどカンタンで効果抜群の「リラクセーション呼吸法」

(できれば練習した上で)眠る10分前に行えば、速攻で眠れます

 

www.mentalist-wife.com

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知識(知ること)と、スキル(やること)は全く違います。

次回は、「投資家のための睡眠力を倍増する心理学~スキル実践編~」を解説します!

 

<参考文献>

 

※1 Goldstein, A. N. & Walker, M. P. (2014). The role of sleep in emotional brain functionAnnual Review of Clinical Psychology10679– 708.